CentOS6.4の/bootがいっぱい

先日の続き
カーネルパニックの対処をしようと調べていると今度は/bootの使用領域が98%となっているのを見つけた。
もしかしたら、yumでカーネルのアップデートをしている際に容量がいっぱいで失敗していたのでは!?
(あくまで予想… 原因の追求の仕方が正直よくわからない…)

とりあえず/bootの領域を確保するため古いカーネルを削除した。

要領は、yum-utilsというパッケージの中のpackage-cleanupコマンドに–oldkernelsオプションを付けて実行すると最新のカーネルと1世代前のカーネルを残して古いカーネルが削除される。

まず、yum-utilsがインストールされているか確認する。
# yum list yum-utils
Installed Packages
yum-utils.noarch                       1.1.30-14.el6                       @base

インストールされていたので、コマンドを実行して古いカーネルを削除する。
(上記確認をしなくても、package-cleanupをコマンドの補完機能を使って表示されれば、インストール済み)
# package-cleanup –oldkernels

もっと古いカーネルも残したい場合は、「–count=残すカーネル数」オプションを追加して実行する。
# package-cleanup –oldkernels –count=3  ←最新版と2世代前まで残す場合

削除されたので/bootの要領を確認すると10%台になっていた。

しかし削除はしたが、残ったカーネルはパニクったカーネルと今起動しているカーネルの2つなので、最新のカーネルを削除することにした。
まずインストールされているカーネルの確認
# rpm -q kernel
kernel-2.6.32-358.0.1.el6.i686
kernel-2.6.32-358.2.1.el6.i686

下の方が最新で削除するカーネルなのでコピーしてrpmコマンドで削除する。
# rpm -e kernel-2.6.32-358.2.1.el6.i686

削除してから、しばらくしているとyumのアップデートでまた、削除したカーネルにアップデートされた。
アップデート後の再起動で問題なく起動した。

今度は、カーネルパニックをいろいろ調べているうちに最新の安定版カーネルが3.8.8となっていたので、インストールしてみることに…。

また、続く…

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