VirtualBox(ゲストOS)のバックアップ及びリストアの方法にはいくつかあります。
1. スナップショット
2. 仮想ハードディスクのコピー
3. 仮想アプライアンスのエクスポート/インポート
4. クローン
5. ディレクトリコピー
それぞれについて、説明をします。
◆スナップショット(.vdi)
簡単に現在の状態をスナップショットとして保存することができ、簡単に元の状態に戻すことができます。
例えば、現在の状態をまず保存しておき、その後にテスト的にシステムに変更(ソフトのインストールなど)を加えて動作が安定しなかった場合などでも、保存したスナップショットに戻すことでシステムの変更をなかったことにすることができます。
◆仮想ハードディスクのコピー(.vdi)
仮想ハードディスクをコピーしてバックアップとします。
仮想マシンのストレージへ追加・変更する仮想ハードディスクファイルとして扱います。
◆仮想アプライアンスのエクスポート/インポート(.ova)
仮想マシンをOVF(Open Virtualization Format)という他の仮想化ソフト間でイメージ・ファイルでやり取りできるようにした標準フォーマットをtar形式でアーカイブしたOVA(open virtual appliance/application)ファイルとして扱います。
他の環境への移行やバックアップとして使用することができます。
◆クローン(.vbox)
仮想マシンを丸ごと複製します。
同じ環境の仮想マシンを複製して色々なパターンをテストしたりする場合に便利そうです。
◆ディレクトリコピー
ただ単純にディレクトリを丸ごとコピーしてバックアップとすることです。
複数ある仮想マシンも全てなので一番手軽にできるバックアップなのではないでしょうか。
以上の方法が、バックアップとして考えられると思います。
それぞれの要領について、テストしながらUPしていきたいと思います。