VirtualBoxにゲストOS (CentOS6.6)をインストール

CentOS6.6にインストールした、VirtualBoxにゲストOSとしてCentOS6.6をインストールする。
その後、ホストOSとゲストOSとのマウス操作などをシームレスに行えるようにGuest Additionsをインストールする。

◆ゲストOSのインストール
メニューから「アプリケーション」→「システムツール」→「Oracle VM VirtualBox」を起動する。
「Oracle VM VirtualBox マネージャー」が開くので、「新規」をクリックしゲストOSを追加します。
vm01
「仮想マシンの作成」ウィンドウが表示され、「名前とオペレーティングシステム」から「名前」に任意の名前を入力し、タイプとバージョンを選択し、「次へ」をクリックします。
vm02
「メモリーサイズ」から仮想マシンに割り当てるメモリーサイズを選択します。
小さくし過ぎると、ゲストOSのインストール時にエラーが発生します。
ホストOSの物理メモリーサイズの半分以上の割り当てもできません。
決定後、「次へ」をクリックします。
vm03
「ハードドライブ」から「仮想ハードドライブを作成する」を選択し、「次へ」をクリックします。
vm04
「ハードドライブのタイプ」から「VDI(VirtualBox Disk Image)」を選択し、「次へ」をクリックします。
vm05
「物理ハードドライブにあるストレージ」から「可変サイズ」を選択し、「次へ」をクリックします。
vm06
「ファイルの場所とサイズ」から、ファイルの名前にはゲストOSの名前で入力した任意の名前がデフォルトで入力されています。
「ハードドライブのサイズ」は、ホストマシンのディスク容量により任意の値とします。
vm07
「Oracle VM VirtualBox マネージャー」画面に戻り、仮想マシンが追加されています。
次に、「設定」ボタンをクリックします。
vm08
「設定」画面が表示されるので、左のメニューから「ストレージ」を選択し、「ストレージツリー」一覧の「空」を選択し、右の「属性」項目にある「CDアイコン」をクリックします。
vm09
ホストOSのインストールに使用したDVDを使用するので、「ホストドライブ」を選択します。
vm10
「ストレージツリー」一覧に「ホストドライブ」が挿入されますので、「OK」をクリックします。
vm11
「起動」ボタンをクリックし、仮想マシンを起動します。
vm12
DVDブートし、CentOSのインストーラーが起動します。
CentOSのインストール要領については割愛します。
vm13
途中、「ストレージデバイスの警告」が表示されるので、「はい。含まれていません。どのようなデータであっても破棄してください。」を選択します。
vm14
「フォーマットの警告」が表示された場合は、「フォーマット」を選択します。
vm15
「ストレージ構成をディスクに書き込み」が表示された場合は、「変更をディスクに書き込む」を選択します。
vm16
インストールが完了し、再起動する前にホストドライブをアンマウントします。
メニュー「デバイス」→「CD/DVD デバイス」→「ホストドライブ」のチェックをオフにしてから再起動します。
CentOS6.6が起動しました。
vm17

◆Guest Additionsのインストール
仮想マシンのメニューから「デバイス」→「Guest Additions のCDイメージを挿入」をクリックします。
コンピュータを開き「CD/DVD ドライブ」を右クリックし、「マウント」をクリックします。
vm18
CD/DVDドライブに「VBoxGuestAdditions.iso」ファイルが挿入されます。
vm19

1行目:端末を開き、dfコマンドでマウント先を確認します。
6行目:「/media/VBOXADDITIONS_4.3.20_96996」にマウントされています。

1行目:マウント先にディレクトリを移動します。
2行目:中を確認します。Linuxなので、「VBoxLinuxAdditions.run」を使用します。

1行目:インストールの実行
10行目:gccパッケージが見つからなくて失敗しました。
16行目:kernel-develもインストールしろと言っています。

1行目:kernel-develのインストール
7行目:gccのインストール

1行目:再度インストールの実行。今度は、エラーがなくインストールされました。

マウスを動かしてみると、ゲストOSとホストOSの間でシームレスに移動できるようになっています。

最後に、CD/DVDドライブからイメージファイルをアンマウントし、仮想マシンのメニューの「デバイス」→「CD/DVD デバイス」→「ホストドライブ」のチェックをオンにして終了します。

いいね! & シェア お願いします。

コメントは受け付けていません。